医学部受験予備校の学費について

画像

大手予備校と医学部専門予備校の学費

大手予備校の医進クラスの場合、一般的な相場として80万円程度の授業料となるケースが多いです。一方で、医学部専門予備校の場合には値段はまちまちで100万円程度で収まるところから、400万前後かかるような予備校もあります。

大手予備校の授業料が安い理由は授業の仕組みにあります。大手予備校の場合には一つのクラスで何十人もの受験生を収容することもありますし、大きな教室では100人規模の生徒が授業を受けるケースもあります。
そのため、全体的な費用が安くなる傾向がありますが、医学部専門予備校の場合には1対1の個別指導などを展開していたり、毎日12時間以上、生徒の対応をしているような徹底した教育体制をとっている予備校もあるため、値段が高くなるのです。

学費は一括だけでなく分割での支払いも可能

大手予備校や医学部専門予備校に関わらず、100万円以上の学費がかかってしまうことがあるために、一括払いの支払い方法でなく、分割や月謝制を導入している予備校がほとんどです。
そのため、極端に費用が高いコースを選択する場合には、一括払いではなく、分割払いなども利用することができます。

医学部に進学するためには予備校時代だけでなく、実際に入学してからも非常に高い学費が必要になります。実際にどの程度の学費が必要になるのかは国立と私立で大きな差がありますが、私立の医学部に行く場合には莫大な費用が発生するため、一般的な家庭出身の方では私立の医学部に進学することは難しいと言われている点に注意が必要です。

評判の良い医学部予備校の学費を比較

医学部予備校はそれぞれ学費に違いがあります。そこで、ここでは当サイトで紹介している評判・人気の医学部予備校の学費を比較して行きます。

【1】進学塾ビッグバン
・エクシードコース(入塾金+入塾諸経費+レギュラー授業)2,990,000円(税別)
・エクシードコース特待選抜者1,865,000円(税別)

【2】メルリックス学院
・私立医学部選抜コース(1クラス17名)入学金+年間授業料2,340,000円(税別)
・私立医学部受験コース(1クラス9名)4,176,000円(税別)
・私立歯学部受験コース(1クラス9名)3,408,400円(税別)
・完全個別コース4,744,000円(税別)

【3】医学部受験専門予備校YMS
不明/学費については直接問い合わせして下さい

【4】東京医進学院
・高卒生科 入学金200,000円(税抜) 施設・管理費200,000円(税抜)
 集団授業3,600円/時間 完全個別指導10,000円/時間

【5】ウィンダム
・一括の場合2,760,480円~3,223,800円(税込)
・二分割の場合2,800,000円~3,260,000円(税込)

医学部専門予備校の学費を抑えるコツ

医学部専門予備校に入学したいと思っても高額な学費に頭を抱えてしまうこともあるでしょう。 通常、医学部専門予備校の学費は300万円~600万円であり、その高額な学費により入学を諦めた方も多いと思います。

しかし、そんな高額な学費を抑えるコツがあるのです。コツとは言っても決して裏技ではありません。 正当な理由で学費を抑えることができるのです。

それは・・・『特待生枠で入学すること』です。

予備校の選抜試験で優れた成績を収めれば、通常入学でなく特待生枠で入学することが可能です。 特待生枠の場合、通常学費よりも100万円ほど安い学費で授業を受けることができます。 全額免除制度を設けている予備校もありますからチャレンジしてみると良いと思います。

また、医学部専門予備校によっては一括払いではなく月謝制を採用しているところもあります。 月謝制であれば、最初に大金を用意する必要がないので安心です。

大学医学部に入学後の費用について

医学部専門予備校に入学し、スムーズに希望の大学医学部に合格しても安心するのはまだ早いと言えます。 なぜなら大学入学後もさまざまな費用が発生するからです。

私立大学医学部の場合、入学から卒業するまでに2,000万円以上の費用が掛かると言われています。 高い大学ですと5,000万円以上掛かる事もあるそうです。

家庭が裕福である場合には問題ありませんが、そうでない場合は私立大学医学部入学は結構きびしいと言われています。 そのため、医師を目指す多くの方は国立大学医学部に進学するとされています。

ただ、日本には奨学金制度というものがあります。 奨学金制度を利用するならば、医学部生の場合、月額16万円の援助をしてもらえます。 毎月16万円×6年間の援助をしてもらえるため、学費自己負担は1,000万円ほどで済むという仕組みです。

TOPへ戻る