演習時間の確保が勝負の決め手

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演習時間の大切さと講義

医学部専門予備校では、朝から晩までカリキュラムが組まれていることがほとんどです。そのときに受験生共通の悩みとして出てくるのが「成績が伸び悩んでいる」「勉強しているのに理解している実感がない」といったことです。なぜそうなるのでしょう?それはその日の学習の復習や次の日の予習に追われていると、基礎を確認するための応用問題や理解力の幅を広げる演習時間をとれなくなるからです。各学科の基本を身に付けた後に、理解するパターンを増やし、応用問題を解いていくことで、実力が自分のものになっていくのです。

講師による講義で学力が伸びるのは全体の10%ほどで、残りの90%は演習時間をどれだけとるかによりますので、演習時間を増やす工夫を心がけましょう。

演習の必勝勉強法

過去問を解いて自分の理解具合を確認していると思いますが、このとき答えがあっているからと安心してはいけません。実は教科別の演習の取り組み方があるのです。

数学は、つまずいた問題があった時に何度も反復してやること。そして、記述タイプの回答は予備校の先生に添削してもらうことです。

英語は、単語をしっかり覚え、文法、過去問を行っていき、最後に長文に取り掛かるがこのときは音読するのをお勧めします。声に出すと記憶に残りやすくなります。

理科系科目は、正しい解答だけでなく誤った解答例まで覚えておくことが必要になります。正しい答えと間違った答えの知識を把握しておくことで、問題のつながりが見えてきます。理科系科目ではすべての単元がつながりをもっています。

演習時間を長く取っている学校を選ぶ

あなたが検討している予備校は演習時間にとりかかる時間がありますか?前項でも説明してきましたが、演習時間の有無で合格率に大きく影響します。多くの予備校で集団講義に重きを置いていますが、これがネックで演習量が不足し、学力アップの妨げになっているからです。検討している塾のプログラムをチェックし、演習時間を長く確保している学校かどうかをチェックしてください。

医学部の受験は一般的な学部に比べ科目数が多く、数学と理科の配点が高いので、演習問題を確実にものにすることが大変重要になってきます。集団授業よりも、演習時間を多く取り入れている学校を選ぶようにしましょう。自分で工夫できることではなく、よりより環境に身を置くための予備校選びのチェックポイントです。

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