医学部受験予備校の種類

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大手予備校の医進クラスと医学部専門予備校

医学部の受験を目指そうという人にとって、高校の授業だけでは効率的でないと感じている受験生もとても多いと思います。
そんなときに役立つのが、医学部予備校です。医学部対策を行っている予備校には、大手予備校の医進クラスと、医学部専門予備校の2つの種類があります。

それぞれ特徴が大きく異なるために、自分の目的やライフスタイルなどに合わせて予備校を選択することが大切です。また、同じ医学部専門予備校というくくりでも、それぞれの予備校によって校風は大きく異なるため、しっかりと比較ランキングサイトなどを利用してそれぞれの特徴を把握してから選択するようにすることが大切です。医学部受験のためには長時間の勉強が必須となるため、自分に合わない予備校を選んでしまうと大きなストレスを抱えることになります。

私大と国立で受験対策も異なる

医学部受験をする際に、私立にするか国立にするかという問題も大きいです。
私立と国立の医学部は必要な教科数が異なるため受験対策も大きく変わってきます。私立受験においては、共通テスト試験がないために数学、理科、英語、面接対策、小論文対策などをすれば良いケースがほとんどですが、国立の医学部を受験しようとすると、共通テスト試験の結果も非常に大きなウェイトを占めてくることになるため、国語や社会などの対策も入念に行っていく必要があります。

さらに入学後の学費も大きな違いが出てきます。一般的に私立の医学部は非常に学費が高いために、両親が医者など高所得者でないとなかなか進学しても学費を払い続けることが難しいとされています。

教育方針も医学部予備校によって大きく異なる

医学部対策を行っている予備校の場合、医学部専門予備校は特に学校によって特徴が異なってきます。
大手予備校の医進クラスの場合には、各校それほど大きな違いはありません。しかし、医学部専門予備校の場合、個別指導に力を入れている学校もあれば、少人数制授業で10人前後のクラス組成を行っている学校もあります。
また、習熟度別にクラス分けを細かく行うことによってそれぞれの学習度が近いクラスを作り、クラス内での競争を喚起するように工夫している学校もあります。さらに、12時間以上の長時間授業を展開している学校や、完全に親元を離れて寮生活を行うことを推奨している学校などもあります。

このように、医学部専門予備校は予備校によって特徴が異なってくるため、注意が必要と言えます。

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